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気の呼吸法と健康

2008 年 12 月 11 日 木曜日

            四

さあ、今日から一緒に 氣の呼吸法 を実践してみましょう。

呼吸には大きく分けて2つあります。
外呼吸  吸酸除炭といいまして外界から肺に酸素を吸い入れ、肺から
      炭酸ガスを吐き出すこと。もしくは「肺呼吸」とも言います。
内呼吸  肺に入った酸素を血流に乗せて全身くまなく毛細血管の端々
      にまで送り、又、そこに生じた二酸化炭素や老廃物を運び返る
      ことを言います。
このうち内呼吸の大事なことをお解かり頂けると思います。
氣の呼吸法は内呼吸、外呼吸を同時に行う全身呼吸です。

最初は吐くことだけを練習してみましょう。
吐いたら自然に息は入ってきますので、心配しないで、吐くことに
専念してみましょう。
1、まず身体の力を抜いて座りましょう。
2、座ったら、両肩を3,4回上下させて、肩の力も抜きふわっと座り、
  軽く手を膝の上乗せましょう。
  目は軽く閉じます。
3、口から息がまっすぐ吐けるように、ほんの少し頭を上向きにします。
  この時,息は、かじかんだ手に息を吐きかけるぐらいの大きさの口に
  開き、はあーと声を出さないで息だけを出します。
4、まず、5秒ぐらい吐くことから始め、それが出来るようになったら
  順次秒数を伸ばしていきます。
  この時、頭部から吐いて、胸、腰、脚、足先とイメージしながら吐き
  ますと雑念がはいらず、長時間続けられます。。

いかがですか。少しは楽に吐けるようになりましたか?
通常私達は1分間に15回~20回の呼吸をしておりますが、これですと
1分間に4回~5回と深い呼吸に変わってきます。
練習を重ねていきますと、30秒、40秒、長い人で1分ぐらい吐くことが
できます。
行っていて、身体、肩に力が入ってきましたら、又、両肩を上下させたて
ふわっと座り直しましょう。
そして、静に吐くことを心がけましょう。

 藤平光一作 誦句集
              (財)氣の研究会
    15、氣の呼吸法
  出ずる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる。
氣の呼吸法は、心身統一の秘法である。
 夜来、天地静まり寂として声なき時、独りこれを行えば、我れが天地か天地
が我れか、即ち、天地と一体となる至妙境に至る。
 この時、人間本来の生命力が、最高に活動するのである

           11月12日書いた分

   

氣の呼吸法と健康

2008 年 12 月 11 日 木曜日

           二

 9月10日に氣の呼吸法について少し触れましたが、まず、その効果、特質を
上げてみましょう。

・免疫機能が高まる(自然治癒力。病気にたいする抵抗力が高まる)
・心身ともにリラックスする(心身ともに落ち着きを得る)
・全身の血行が良くなる(冷え性の改善など)
・肌年齢が若くなる(美容効果が高まる)
・ストレスをうけにくくなる(感情のコントロールができるようになる)
・質の高い睡眠が得られるようになる(不眠症や疲れやすさの改善)
・更年期障害や自律神経失調症を改善できる(心と身体の病気からの回復)
・家庭や職場でプラスの人間関係を築ける(コミニュケーションの改善)
・潜在意識がプラスに変わる(夢や成功の実現)

    藤平 光一著 氣の呼吸法  全身に酸素を送り治癒力を高める 
                           幻冬舎 より

   藤平光一先生は私が学んだ「氣の健康学院」の宗主であらせられます。

如何ですか
これら、医師にも掛らず、高価なエステに通うこともなく、自分ひとりの、
継続する意志と力があれば、なんにも変えがたい、生命力の高まり、健康、
心の平安、忍耐力、事の成り行き等を受け入れる寛容さ、思いやりある心
等々、人として生き行く上の重大事を勝ち取ることが出来ます。
社会的にも一人一人が一日30分から1時間の呼吸法の実践により、
今問題の医療費も随分と軽減され、社会に貢献できることと思います。

次回は私の呼吸法の実践をふまえてお話できましたら嬉しく存じます。

             10月24日書いた分