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昆布重ね煮

2008 年 12 月 7 日 日曜日


                                               器   瀬戸筋文皿
                                               徳利  井戸徳利
                                                盃   美濃鉄釉天目盃
 
レシピ
 
 1、羅臼昆布のような幅広の昆布の表面を濡れフキンで綺麗に拭き、
   たっぷりの水に、柔らかくなるまで浸けておく。
 2、鍋の幅の長さに切った昆布を7,8枚重ねて、戻したかんぴょう
   で2箇所ぐらい軽く結わえておく。
 3、重ねた昆布を鍋に入れ、昆布をもどした水を、昆布が隠れるぐら
   い入れ、醤油、酒、塩、砂糖を好みの味付けより少し濃い目の味
   付けにして、ことこと水分が無くなるまで煮詰めます。
 4、艶やかに煮あがりましたら、冷めるまでそのまま置いておきます。
 5、冷えたら好みの大きさに切り、器に盛って芥子の実をふりかけま
   す。
 6、野菜の炊き合わせを、彩り良く付け合せましょう。

吊花

2008 年 10 月 7 日 火曜日

                                               花  吊花
                                              花器 美濃鉄釉双耳掛花入れ

 

道を歩いておりますと、金木犀、銀木犀の甘い香りがどこからとも
漂ってきます此の頃でございます。この香りがするころは、
秋の深まりを覚えます。

今回は庭の木の吊花を生けてみました。
初夏に小さな白い花をつけますが。この時はなんでもない
目立たない花ですが、秋になり実がはぜる頃になりますと
俄然に自己を主張し出します。
私には、精一杯自己を主張して吊下がっているこの実が
いとおしく、美しく見えます。                  

美濃鉄釉双耳掛花入れ

2008 年 8 月 7 日 木曜日

花    宗旦木槿
花器   美濃鉄釉双耳掛花入れ

高さ   17、5cm

宗旦が愛好したところから、この名が出たということです。
一日花ですので、飾るタイミングの難しい花です。
街路樹、庭木として多く植えられていますので、どこでも目に触れることが出来ます。白、紫、日の丸とあります。
気品がありまして、夏の暑さをひと時忘れさせてくれます。