むべの実
2009 年 11 月 3 日 火曜日花 むべの実
花入れ 竹編み掛け花入れ
あけびと同じような実をつけますが、大きさは
あけびよりずっと小さく、色は赤紫色です。
あけびのようにぱかっと実は開きません。
ただ葉はこの様に肉厚で青々としています。
「むべなるかな」という言葉があるので、この植物と
何か関係あるかとインターネットで引きましたら
むべなるかな 伝説の果実 深井 武臣
◇「天智天皇の一言が語源」ムベで街づくり◇
日本経済新聞(2003/12/03)文化面より
「むべなるかな(いかにももっともなことであるなあ)」
晩秋、ほのかに甘い赤紫の実のなるアケビ科の低木「ムベ」。
この植物の語源が、天智天皇が発せられた一言だったという
ことをご存じだろうか。
琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には
古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇が
この地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。
「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、
夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、
毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「
むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」
と命じた。
10世紀の法典集に記録
その時からこの果実をムベと呼ぶようになった。10世紀の
法典集「延喜式」31巻には、諸国からの供え物を紹介した「
宮内省諸国例貢御贄(れいくみにえ)」の段に、近江の国から
ムベがフナ、マスなど、琵琶湖の魚と一緒に朝廷へ献上されて
いたという記録が残っている。
と有ります
私もこれから毎年食べて、健康で長寿にあやかりたいと
思います。