姫檜扇を生ける

2016 年 5 月 11 日

 

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花   姫檜扇

花器  古銅像耳花入れ

 

ベランダの大鉢いっぱいに可愛い花を
付けて咲いております。
朝カーテンを開くとこの可憐な緋色の花が
目に飛び込んできます。
つい、お早う!と挨拶してしまうほどです。
これで今日も一日ご機嫌

花よ、有り難う

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菖蒲とりょうぶを生ける

2016 年 5 月 3 日
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花  菖蒲,りょうぶ(令法)

花器 籠

 

 

りょうぶの木の若芽は山菜として食べられる
ことから飢餓救済の木として植えて育てること
を法で決められたことから令法という文字が
当てられたといわれます。

りょうぶはまだ蕾ですが白い小さな花が竜尾の
ような形に密集して咲きます。
菖蒲とともに、五月晴れのようなさわやか感を
いけてみました。

5日は子供の日。菖蒲湯に入って健やかな日を
過ごしましょう。

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4月29日(金)~5月8日(日)迄の営業日案内

2016 年 4 月 29 日
 

 

4月30日(土) 営業   11:00~18:00

 
5月1日(日)  休み
5月2日 (月) 休み

 
5月3日(火)   営業  11:00~18:00

から

5月7日(土)   営業  11:00~18:00

 

5月8日(日)   休み

 
5月9日(月)   平常通り営業

 

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野木瓜、延齢草を生ける

2016 年 4 月 21 日
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花   野木瓜、延齢草

花器  李朝染付面取り壷
寸法 高さ 12.3㎝
胴経 14.5㎝
口径 9㎝

良く焼けた美しい白磁肌に梅、竹文を二方に描いた
李朝分院窯の面取り壷を入手しましたので、
野木瓜の蕾一枝に葉の小さめな延齢草を生けてみました。
晩春の山野をご想像してお楽しみ下さい

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御礼

2016 年 4 月 19 日

 4月8日~4月17日
 
 祈りと平安 佛教美術展

は17日(日)無事終了いたしました。

佛教美術展は初めての試みで御座いましたが
佛教美術フアンの方々多くが御来店くださいました。
皆様のご蒐集の色々を伺うことが出来まして
とても勉強になりました。
嬉しい10日間で御座いました。
これを機に益々の精進をして参りたいと想います
宜しくお願い申し上げます。

佛様のご加護と御来店くださいました多くの方々に
厚く感謝申し上げます

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山芍薬を蓮華形舎利容器(高麗時代)に生ける

2016 年 4 月 2 日
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花   山芍薬

花器  石製蓮華形舎利容器
高麗時代
高さ 12.3㎝

朝鮮半島 くらし石もの「」
天理参考館 企画展掲載

 

 

舎利容器とは、お釈迦様の遺骨等を入れて
仏塔などの心礎の下に埋め込む容器ですが、
この舎利容器は高麗時代の、大変珍しい
石製蓮華形舎利容器で御座います。
口径も5㎝と広く、石ですので直接水も入れられ
ますので、舎利容器にふさわしい清楚な花
山芍薬を生けてみました。

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祈りと平安 佛教美術 展

2016 年 3 月 24 日
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     名称  三河国分尼寺出土 押出佛
寸法  13.2㎝×13.4㎝
時代  白鳳時代
掲載  田万コレクション(大阪市立美術館)

     

     祈りと平安 佛教美術展

        2016年
          4月8日(金)~4月17日{日)

東京アートアンティーク4月14日(木)4月15日(金)
4月16日(土}に併せまして上記の日程で
骨董の店 甲斐 にて開催いたします。
皆様お誘い合わせてお越し下さいませ。

         御 挨 拶

深い信仰と敬虔な祈りに支えられて、今日の私たちの

精神的骨格にまで受け継がれて参りました佛教と、

それらを荘厳します佛教美術品。

今、宗教を離れても、心の平安を求める人々がこれら

佛教美術品を座辺に置いて楽しむようになりました。

日本、中国、韓国の佛教美術品を集めてみました

佛教美術品の静謐で厳かな美しさをお楽しみ下さい。

 

4月8日まで順次作品を掲載して参ります。
どうぞご覧下さいまして、ご連絡をお待ち申し上げます。

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卜伴椿(月光)を生ける

2016 年 3 月 5 日
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花  卜伴椿(月光)

花器 土師器

 
ここ2,3日暖かい日が続来ましたら、ベランダの
卜伴(ボクハン)椿が咲き始めました。
丁度本日届きました土師器の壷に早速
生けて見ました。

卜伴椿は白の花心の花を「月光」と呼び、赤の花心の
花を「日光」と呼ぶそうです。
この月光は、花びらは濃い赤色で、花心が真っ白ですので
コントラストのはっきりした美しい花です。

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有楽侘助を生ける

2016 年 2 月 6 日
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花   有楽侘助

花器  古瀬戸淨瓶(平安時代末期)

床   金銀交書経(中尊寺)

 

 

有楽侘助の名は織田信長の実弟で利休
七哲といわれました。織田有楽斎長益
(1548~1621)が茶花として愛用した
ことに由来するようです。
ピンク色で花に鼻を近づけますと
ほんのりとした微香が有ります。
とても品ある花ですので紺紙金銀交書経
をバックに、すでに「商品のご案内」で
観て頂いております
古瀬戸淨瓶に生けてみました。

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サラサ木蓮を生ける

2016 年 2 月 1 日
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花   サラサ木蓮

花器  備前3耳壷

 

石製多層塔
時代  新羅時代~高麗時代
高さ  26.9㎝

 

 

この時期には少し早いと思いましたが、
花屋さんで蕾のいっぱい付いているサラサ木蓮の
大枝を求めて生けて見ました。
サラサ木蓮は紫木蓮と白木蓮の交配による
実生から得られた物の様で淡い紫色をしております。

なんと木蓮属の花は「地球上最古の花木」と言われて、
恐竜時代の地層から木蓮の仲間の化石が発掘
されているようです。

木蓮属の花は世界最古の花木といわれておりますので、
この石塔の置かれていたような寺院には木蓮の大木が
あって参拝客の心を慰めていたのではないでしょうか
想像して、この塔をおいてみましたら、以外にあいまして嬉しくなりました
ちなみに紫木蓮の花言葉は「自然への愛」「崇高」
白木蓮の花言葉は「高潔な心」「慈悲」
だそうです。

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店の休日のお知らせ

2016 年 1 月 12 日

       1月13日(水)~1月15日(金)まで

下関へ墓参の為お休みいたします。

16日(土)には開店しておりますので

土産話が出来ると思います。

どうぞ、お立ち寄りくださいませ。

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万作、藪椿を生ける

2016 年 1 月 12 日
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花   万作  藪椿

花器  備前3耳壷(室町時代)

 

まんさくや

小雪となりし 朝の雪

水原秋桜子

 

 
今朝早く雪交じりの雨が降りこの俳句のような

情景でした。

万作は春に先駆けて「まんず咲く」ということで

この名がついた様ですが、今年はやはり暖冬で

日当たりの良いところは,もう芽吹いてきたのでしょうか

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新年の御挨拶

2016 年 1 月 2 日
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                    謹 賀 新 年

今年の正月は穏やかな天候に恵まれまして

皆様方も良き新年を迎えられましたことと

お喜び申し上げます。

今年もご健康に留意下さいまして、稔り多き年で

ありますよう御祈念申し上げます

 

骨董の店 甲斐も京橋に移転しまして ,早3年目を

迎えることが出来ました。

これも一重に皆様方の暖かいご支援の賜物と

心より感謝申し上げます。

今年もHP上に皆様方に喜び、楽しんで頂けますような

商品を取り上げていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

尚、4月8日より

           祈りと慈悲の仏教美術展

を開催予定しております。

どうぞ楽しみにお待ち頂きたく存じあげます。

                  平成28年1月  元旦

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年末 年始のお休みご案内

2015 年 12 月 28 日
 

    年末 年始のお休みご案内

 平成27年12月30日(水)から
平成28年1月4日(月)まで

平成28年1月5日(火) 11時より
平常営業を致します。

 

平成27年も皆様方の暖かいご支援と
健康に恵まれまして無事年末を迎える事が
出来ました。
誠に有り難う御座いました。
心より厚く感謝申し上げます。

皆様方も御健康に留意なさいまして
良いお年をお迎え下さい

      

 

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耀州窯柿釉壷に花を生ける

2015 年 12 月 25 日
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花    千両、 小葉ぼたん

花器   耀州窯柿釉壷
高さ  29.3㎝
時代  宗時代

 

 

千両も葉牡丹も正月花の添え花として

今の時期多く出回ります。

葉牡丹は葉が変形して花びらのように見えるので

この名があるようですが、祝福花とでも申したら

いいのでしょうか

花言葉も素晴らしいもので

「利益」・・・キャベツの仲間であることから、

キャベツと同じ花言葉がつけられています。

丸く形作られる中心部に、「いいもの」が入る

イメージ。

「愛を包む」・・・真ん中に何かを包めるような

形になることから。

「慈愛」「祝福」・・・こちらも、「中に何か良いもの

がある!」という期待を抱かせてくれて、なおかつ

どっしりとした雰囲気もあることから、生活に根ざした

幸せをイメージしたもの。

「物事に動じない」・・・横に大きく広がる安定感

から。

 
耀州窯の柿釉壷は数少ない焼き物ですが,

大変日本的な感覚の壷ですので

お正月を迎えるのにふさわしい花を生けて見ました

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「乾山の懸花生」にセイジの花を生ける

2015 年 12 月 1 日
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花   セイジ(香草)の花

花器  乾山椿文懸花生け

 
月1度の検診行きに、いつもならバスを利用

しますのに、昨日は穏やかな天気でしたので、

30分の道程をヲーキングのつもりで歩いて

行きます途中、パーキングの隅に群生している

セイジの花に出会いました。

セイジはそのままでは、それほどの香りはしませんが、

手折ると割と強烈な香りが鼻につきます。

セイジは香りで覚えておりましたが、

こんな可愛らしい花を咲かせるとは知りません

でしたので,とても嬉しい出会いで御座いました。

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真弓と嵯峨菊を生ける

2015 年 10 月 22 日
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花   真弓、嵯峨菊

花器  備前三耳壷
室町時代 高さ 16㎝

 

 

 

前回生けましたツリハナと同じような爆ぜ方の実を

付けますが,真弓の方が濃いピンク色の実を付けます。

しなやかな木なので弓の材料となったのでこの名が

あるようです。

花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」です。

あなたの心に刻まれるような魅力溢れる人になれたら

嬉しいですね。

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ツリバナを生ける

2015 年 10 月 5 日
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花   ツリバナ

花器  黒高麗大徳利

 

 

店のベランダに植えておりますツリバナの木の

赤くなった実のはぜるこの日を、今か今かと待って

おりました。

真っ赤にはぜた実に大きな種を付けてぶら下がって

いる様は何とも愛らしい風情ですが、

秋の深まりを覚えます。

花は6月~7月に掛けて小さな白い花がぶら下がって

咲きますが,実に比してとても小さな花ですので、

あまり目立ちません.

夏の盛りになりますと、直径1㎝~1.5㎝ぐらいの

5本の筋の入った丸い実を付けます。

実の時期は、意外に長く2ヶ月ほどそのままの

状態です.

肌寒さを感じます頃になりますと、少しずつ赤味を帯び

て、はぜる準備をしているようです。

赤さが増しますと5弁の花の様に爆ぜてその

先端に真っ赤な種が付いております。

この時期、木の葉はまだ緑濃いですので、

緑と赤の色合いも又、美しい木で御座います。

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仙人草、秋海棠を生ける

2015 年 9 月 28 日
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花    仙人草、秋海棠

花器   新羅須恵黄小壷
 

仙人草は蔓状に伸びた枝に愛らしい白の十字花を

沢山付け、割と長期間咲いております。

実になりますと長いひげを生じるので、

仙人草と呼ばれるようです。

別名、「馬食わず」とも呼ばれるぐらいですので、

毒性を持っているのでしょう。

 

お問い合わせは下記にお願い申し上げます。
090-1509-5565
03-6228-7540

リーベン・ウオルシーを生ける

2015 年 8 月 18 日

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花  リーベン・ウオルシー

花器 鉄製灯火器
 

 

あまり馴染みの無い花名ですが、

狛江の花生産者にお聞きしましたら、薊の仲間で、

新しく創作した花だそうです。

よくよく見ますと、葉は羽状に裂け、その先端に棘が

有り,薊と同じような葉で、結構痛いです。

薊といへば、[薊の花も一盛り」という言葉があります

が、昔昔聞いた記憶が有ります.

その時は氣にもしませんでしたが

後の日この言葉を調べましたら[娘18番茶も出ばな」

などと同じような意味合いで、あまり美しく無い花でも

盛りのときはそれなりに美しく見えるということです

が、知っていたら疵付いちゃいますよね。

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白百合を生ける

2015 年 8 月 7 日

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花    白百合

花器   黒高麗大徳利
 

東京は連日の猛暑に熱中症で病院に

運び込まれたり、または命を落とす方々が

大勢いらっしゃいますことを報道しておりますが

どうぞお氣を付け下さい。

 

ベランダの鉢植えに一輪咲いた白百合の花

2年前路地に咲いていた白百合の花を根ごと

引き抜いて鉢に植えましたが、今年になって

やっと花が咲きました。

花言葉のごとく「清浄」「純潔」「無垢」

のような趣で御座います。

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夏期休暇のお知らせ

2015 年 8 月 3 日
 

  暑中お見舞い申し上げます

連日の酷暑に辟易いたしますが、

皆様におかれましては如何お過しでしょうか。。

骨董の店 甲斐 の夏期休暇をお知らせ

申し上げます。

  平成27年8月13日(木)~16日(日)

 

どうぞ皆様方も良い夏休みをおすごしください。

 

 

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御礼

2015 年 7 月 23 日
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   御礼

 去る7月4日~7月18日までの
第5回酒器展

は無事終了致しました。
やはり酒器の人気は高いのでしょうか。
前半は毎日雨模様、後半はかっとする日も有れば
台風もありと、あまりお天気に恵まれませんでしたが
初めての方、遠方の方々がお見え下さいました。
誠に有り難う御座いました。
厚く御礼申し上げます。

次回に向け、楽しい酒器を集めて皆様方に観て
頂きたく存じ上げます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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夏花三種を生ける

2015 年 7 月 21 日

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花   ホオズキ、ひな菊、にがうり
花器  竹篭 

ホオズキは私が小学生の頃は、道端に沢山

生えておりました。

赤く色づくと皮を剥いで、赤い、丸い実を

傷つけないように取り外して、親指と人差し指で

中の種をもみほぐして柔らかくして、

実から種をきれいに取り除き、空にしますが、

実の口は小さく、薄いので直ぐ破れてしまいます。

破れたら音が出ませんので、子供心にも

最心の注意を払って種除きをしたものです。

空になった実は口をすぼめて膨らませ、

それを上あごと下あごと唇を使って

きゅっ、きゅっと鳴らして出来映えを、

友達同士で楽しみながら家路についたのを

懐かしく思い出します。

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篭に桔梗と源平下野草を生ける

2015 年 6 月 14 日
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花  桔梗、源平下野草

花器  竹篭

 

夏らしく、桔梗と源平下野草を生けて見ました。

源平とは、白、と赤が入り交じって咲いておりますので

この名前があります。

乾山の絵の中にも篭に盛った桔梗図がありますが、

私もそれにあやかって見ました。

如何でしょうか

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第5回 酒器展のお知らせ

2015 年 6 月 2 日

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     志野織部水柱(桃山時代) 高さ 10㎝

唐津皮鯨筒盃(桃山時代) 高さ 4.5㎝  口径6.2㎝

織部向付け (桃山時代) 口径 10㎝×12.7㎝

根来盆   (室町時代) 径 35.7㎝×35.7㎝ 高さ 2.5㎝

      第5回  酒 器 展

会期  平成27年7月4日(土)~7月18日(土)

11:00~18:00     (日曜日定休)

       おいしくお酒を召し上がれ

日本、中国、韓国。その他いろいろの酒器を 取り揃えました。

期間中おいしいお酒、肴を用意してございます ので楽しく

試飲なさってください。

どうぞお越し下さい。

 

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御礼

2015 年 4 月 21 日
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去る4月10日~4月18日の

第2回 古器に春を生ける 展

は無事終了致しました。

特に16日~18日は 2015 東京アート アンティークに

合わせて 開催致しましたので、非常に多くの方々がお見え 下さいまして、

花を、古器を鑑賞頂きました。

特に高貴な山野草には関心高く、器と花の美しさに お褒め頂き

嬉しい限りで御座いました。

中には、この展覧会の美しさを写真に撮って 御自身のブログに

載せて下さいました方も いらっしゃいました。

有り難い事です。

感謝、感謝

 

有り難う御座いました。、

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第2回 古器に春を生ける 展

2015 年 4 月 1 日
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    第2回 古器に春を生ける 展

  2015年

  4月10日(金)~4月18日(土

  11:00~18:00     会期中無休

 

御挨拶

東京アートアンティーク2015に会わせて

第2回 古器に春を生ける 展

を開催申し上げます。

 

数有る古器の中から花を生けるのにふさわしい

器を選び出し、その器に似つかわしい花を探し

求めて,かけずり回り、それらを生けて、古器と

はなが美しいハーモニーを醸した時、その空間は

和み、私たちの心を癒やしてくれます。

まさに料理でいうご馳走で御座います。

 

この展覧会の時は春たけなわの候ですので、

華やかに生けて皆様をおもてなし申し上げます。

お友達お誘いの上お出かけ下さいませ。

 

骨董の店 甲斐     小野公子

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千振に似た花を丹波壷に活ける

2015 年 3 月 25 日
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花   千振に似た花

花器  古丹波種壷 銘「古狸」如心斎書き付け寸法

高さ13.9㎝

 

 

「千振に似た花」は花屋さんでお聞きしても 花図鑑、

パソコン上の花図鑑で調べましても 花の名前がわかりません。

2年ほど前、ベランダの鉢に芽生えた花で、

余程 今のベランダの環境が適しているのか、

今年は大鉢いっぱい に勢いよく成長して、

1株に2つぐらいの花芽がついております。

何時咲くか何時咲くかと心待ちしておりました。

一つ花が顔をのぞかせたので、嬉しくて店に持って

きましたら 店の暖房の中で瞬く間に満開になりました。

花芽は水仙の様に薄い皮を被り、皮を剥いだら

青い筋の入った   20コほどの愛らしい花が次々に咲きます。

 

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接骨木(にわとこ)と紫蘭を生ける

2015 年 3 月 13 日
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花    接骨木(にわとこ)、紫蘭

花器   猿投須恵器長頚瓶

 

接骨木と書いてニワトコと読ませるようですが

古くから枝や幹を煎じて水飴状にしたものを

骨折した幹部に湿布すると効き目があると

言い伝えられているようです。

こうして花を生けて、花の事を調べますと。

私たちは自然の草木から沢山の恩恵を受けて います

ことに氣がつきます。

 

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