花 吊花 花器 美濃鉄釉双耳掛花入れ
道を歩いておりますと、金木犀、銀木犀の甘い香りがどこからとも 漂ってきます此の頃でございます。この香りがするころは、 秋の深まりを覚えます。
今回は庭の木の吊花を生けてみました。 初夏に小さな白い花をつけますが。この時はなんでもない 目立たない花ですが、秋になり実がはぜる頃になりますと 俄然に自己を主張し出します。 私には、精一杯自己を主張して吊下がっているこの実が いとおしく、美しく見えます。
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