雛罌粟(ひなげし)
花 雛罌粟、紫大根の花
花器 李朝紙縒り手箱
ひなげし、も紫大根も道端に群生して咲いており、よく
見かける花です。
雛罌粟は別名虞美人草とも言うようです。この花は
蕾の時は下を向いておりますが、開花時期になりますと
すっくと上を向き、橙色の愛らしい花を付けます。花弁
は薄紙のように薄く、2日位で一枚一枚ハラハラと儚げ
に散ってしまいます。
この時も開いた花を持参しましたが、途中散ってしまい
ました。
然し繁殖力は非常に強く、年々その場が広がります。
可憐な、儚げな花の割に逞しさを感じます。