黒高麗徳利に牡丹を活ける

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花    牡丹

花器   李朝黒高麗徳利

 

牡丹ははるか隋、唐のころより「富貴草」 「百花の王」等と

呼ばれて、愛でられております。

李白や白楽天も楊貴妃を牡丹になぞらえて 歌っております.

日本でもすでに平安時代には「深見草」と呼ばれ

「人しれず思う心は深見草 花咲きてこそ 色に出けり」

千載集 加茂重保 と歌われております。

7分咲きのこの牡丹、何とも妖艶な美しさで 御座います

。文章を書いています此の手も止めて、 見入ってしまう程です。

ほのかですが、香しい牡丹花の香りが、

骨董の店甲斐 の店内の空間に漂っております。

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