双耳壷に白梅と馬酔木を活ける
花 白梅 馬酔木(あしび)
花器 焼きしめ双耳壺
0166: 磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が
在りと言はなくに
万葉集 大伯皇女(おおくにのひめみこ)
馬酔木はこの歌以外にも万葉集の中に沢山読まれて
おりますので、身近にあって、長い間多くの人々に
愛され続けてきた花と思います。
鈴蘭の様な壷形の花をぎっしり付けておりますが、
路傍にあっても、あまり目立ちません。
この花を馬が食べると酔っぱらったような状態になると
言うことは、神経系統をおかす毒素が有るのでしょう。