秋海棠
秋海棠は別名瓔珞草とも呼ばれております。
瓔珞といえば、仏教美術を好きな方であれば、
すぐ結びつく造詣があると思います。
それは、観音菩薩像の体部(首、胸、腰等)を飾る
装身具であったり、仏様の天蓋を荘厳する飾りなど
であったりします。
この花は長い花柄を持った花が数個集まって下を向
いて垂れ下がっているので、この様に名ずけられた
のでしょうか。
ちょっと変った淡いピンクの花弁の中から薄い黄色の
葯(やく)を覗ぞかせて気品高く咲いております。
瓔珞草といわれます由縁がわかるように思います。
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