絵志野葡萄文大鉢
寸法 口径 28㎝ 高さ 6.5㎝
時代 桃山時代
状態 口辺に直し有
円形に轆轤引きした後、不整円形にした、絵志野の大鉢に良くあります
手と同じ手法です。
口辺は玉縁を内に抱えた形状で、見込みに葡萄唐草文を器面一杯に
ゆったりと描いております。
真ん中に描かれた葡萄の葉はその部分だけまるで鼠志野の様相です。
使用頻度が多かったと見えまして、長石釉の擦り切れております所も
見られます。又、4隅の釉薬の剥落を共直しされております。
この様に欠点が見られますが、なお今でもひきつけるだけの力強さと
魅力をたたえております。
此の絵志野の大鉢の優品はほとんどが、美術館や博物館に収蔵されて
おりますが、このような状態故に私の手にすることが出来たのでは
ないかと嬉しく思っております。
中々このように絵志野の大鉢に出会うことは少ないとおもいます。
挑戦為さってみてはいかがでしょう。
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