コラム 20

コラムを書かせて頂きますのは、何と12年ぶりでございます。
今迄怠慢だったことかと反省します。
徒然なるままに、健康、発句経、呼吸法、食事などのことを書き
続けていけましたらとおもいます。
少しでも、皆様方の生きる上で、ご参考になれれば、嬉しく思い
ます。

再三申しておりますが、私は昨年の5月スマホ見運転のバイクに
跳ねられ、右足膝下の複雑骨折で、大手術を受け、4か月の長き
に亘り、入院、リハビリに専念の上、何とか退院はすることが
出来ました。
その入院中に思い、感じましたことは、車椅子に乗って、何もかも
看護師さん任せで、日々生活している方の何人かは、それこそ見る
見る言葉を発せられなくなり、顔の表情も尋常でなくなってくる姿
を、かいま見ました時、人間の脆さをつくずく感じさせられました。
私は、入院するその日まで仕事で元気に飛び回っておりましたので。
足の大手術をしたものの、他の部分、頭は健全でしたので、病院の
の治療のための時間以外は、自分で心身の訓練の計画を立て、実行
に移すことに決めました。

1、朝15分~30分の呼吸法(寝たままの状態で)

2、法句経の短い教えを暗記すること。

3,発句経の暗記するのに、声を出さないで口を動かす。

4、手術した箇所周辺の自己マッサージをよくする。

5、リハビリ師にして頂いたリハビリを復習すること

これらを自分に課して日々を過ごし、衰え、呆けを防ごうと思いました。

まず1,については早くから呼吸法は実践」しておりましたので、朝一番
に来た看護師さんにも、元気で答えられ、まず元気の源。三度のの食事が
すこぶるおいしく頂けました。

2、については憶えては忘れ、覚えては忘れで自分の頭の固さ、悪さに
辟易しながらも、何回も何回も挑戦しました。

3,については本当は声を出して暗記したいですが、他の方々に迷惑が掛かり
ますので声はださないで、口を大きく開けて、します。
これは舌を滑らかにするのと、食べ物を詰まらせない訓練です。

4,については、その箇所の血液の周りが悪く、筋肉の衰えを少しでも元通り
にするためで、これも大事なマッサージです。

5, については、これをすることでリハビリ師さんたちが、非常に協力的に
高度なリハビリをしてくださいました。
これは有り難かったです。

法句経
第一品 2

意(想い)こそ諸法に先立ち
諸法は意になる。
意こそ諸法を統(す)ぶ。
清らな意にて、
且つ語り、且つ行わば
形に影の従うごとく、
楽しみ彼にしたがわん