夏花三種を生ける
花 ホオズキ、ひな菊、にがうり 花器 竹篭 ホオズキは私が小学生の頃は、道端に沢山 生えておりました。 赤く色づくと皮を剥いで、赤い、丸い実を 傷つけないように取り外して、親指と人差し指で 中の種をもみほぐして柔らかくして、 実から種をきれいに取り除き、空にしますが、 実の口は小さく、薄いので直ぐ破れてしまいます。 破れたら音が出ませんので、子供心にも 最心の注意を払って種除きをしたものです。 空になった実は口をすぼめて膨らませ、 それを上あごと下あごと唇を使って きゅっ、きゅっと鳴らして出来映えを、 友達同士で楽しみながら家路についたのを 懐かしく思い出します。 |
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